「個性」を求める中国人観光客が増加、国内では団体ツアー人気が下火に

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シティバンクはレポートの中で「中国国内では大衆型の団体旅行が歓迎されなくなり、この一方でより個性的な旅行商品が人気を集めている」と指摘した。写真は上海の豫園。
配信日時:2016年10月31日(月) 8時20分
旗を持ったガイドを先頭に、おそろいの帽子やバッチを身に付けて歩く中国人観光客の団体―。観光地でおなじみの光景だが、今後は中国国内でこのような一行の姿を目にする機会は減るかもしれない。

参考消息網が香港メディアの報道として報じたところによると、シティバンクはあるレポートの中で「中国国内では大衆型の団体旅行が歓迎されなくなり、この一方でより個性的な旅行商品が人気を集めている」と指摘。「昨年は旅行者の9割が団体旅行ではなく個人旅行を選んだ。この割合は徐々に増えている」と報告しており、さらに、アナリストの1人は「中国人のニーズは観光旅行から体験型旅行へとシフトした」「特色のない団体ツアーでは高まり続ける消費者のニーズを満たすことができない」などと説明している。ただ、この一方で海外旅行では依然、団体ツアーに対する根強い人気があるもようだ。

中国の旅行市場で存在感を示しているのは20-50代の消費者で、この世代の旅行者は国内旅行が年14%というスピードで増加、海外旅行でも17%という伸びを示している。また、中国の消費者の旅行回数は年平均3回だが、2020年にはこの数が年6回に増える可能性があると見込まれている。(by Yamaguchi)

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