中国、子どもの肥満が大きな問題に=男子は4人に1人が「体重オーバー」

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中国で14日、子どもの健康について紹介する「栄養・健康報告2016」が発表された。写真は中国の学生。
配信日時:2016年5月19日(木) 17時0分
中国で14日、子どもの健康について紹介する「栄養・健康報告2016」が発表された。

中国学生栄養・健康促進会が今月20日の「中国学生栄養日」に合わせて発表したもので、同レポートは「30年間で学生の体格、栄養状態は明らかに改善したが、肥満などの問題は依然続いている」と指摘。1985年から2014年にかけて学生(7-18歳)の平均身長は男子が7.8センチ、女子が6センチ伸び、中・重度の栄養不良は基本的になくなったが、この一方で肥満、近視、虫歯が大きな問題になっているという。

男子は8人中2人、女子は7人中1人が「体重オーバー」もしくは「肥満」で、特に都市部男子の肥満検出率は1985年の0.2%から11.1%(2014年)にまで上昇した。また、近視がほとんどを占める視力不良の検出率(2014年)は都市部が約70%、農村部が約60%。14歳学生の虫歯検出率は都市部が21.9%、農村部が22.5%だった。

15日付の無錫日報によると、北京大学児童青少年衛生研究所の馬軍教授はこの結果に関し、「食事、運動を含む生活スタイルに主な原因がある」と指摘。食事については糖分を多く含む飲料の摂取を挙げ、「1998年の炭酸飲料摂取量は1日平均330ミリリットルだったが、2008年は500ミリリットルに増えた」と説明する。また、勉強の負担や動きを伴わない遊びが増えたことで学生が屋外で運動する時間が不足しているとも指摘し、「毎日1時間運動する学生は2014年の段階でわずか23.9%にとどまった」と話した。(by Asada)

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