中国人の海外家族旅行、一石二鳥の「ネーティブガイド」が人気に

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海外を訪れる中国人観光客の関心は以前の「モノ消費」から「コト消費」にシフトしたと言われる。こうした中、家族で海外旅行に行く人の間で「ネーティブガイド」の人気が高まっている。イメージ写真。
配信日時:2017年10月18日(水) 8時0分
海外を訪れる中国人観光客の関心は以前の「モノ消費」から「コト消費」にシフトしたと言われる。こうした中、家族で海外旅行に行く人の間で人気が高まっているのが「ネーティブガイド」だ。中国紙・新聞晨報は17日付の記事で「その土地の事情に詳しく、中国語もできるネーティブガイドが人気。料金も中国人ガイドに比べ高いわけではない」と紹介している。

記事によると、ますます多くの中国人観光客が「旅先で『加工されていない異国文化』を体験してみたい」と考えるようになっており、京都では本格的な座禅体験を期待する人も多いもようだ。一方、今月上旬の国慶節(建国記念日)連休に親と子の3世代で英国を訪れた上海市の女性は「親は現地の市場見学をリクエスト。私は子どもに英会話の練習をさせたかった。それぞれの希望が違ったから…」とオーダーメード旅行にした理由を説明。客側が旅先での体験を重視するようになる中で注目を集め始めたのがネーティブによるガイドサービスで、上海のこの女性も中国語のできる英国人のネーティブガイドと一緒に観光したおかげで団体ツアーではあまり行かない場所にも行け、子どもの英会話力もガイドとの交流で鍛えられたそうだ。女性は「これまでの海外旅行は中国人がガイドをしてくれるケースが多かったけど、今回は新鮮な感覚を味わうことができた。これはサプライズ」と旅に満足した気持ちを表現している。

中国では海外旅行人気が加熱しているが、受け入れ側となる世界各国では中国語ブームが見られるようになった。理由の一つとなっているのが中国人観光客に対するサービス向上という意識だ。「その土地のことをもっと知りたい」と希望する中国人観光客は華人ガイドや中国人留学生による案内に満足できなくなっており、その土地に詳しいネーティブがよりディープな体験へと案内してくれることを期待しているのだという。長年旅行業に携わっているある関係者は「多くの家庭が海外旅行で子どもの外国語能力のレベルアップを図りたいと考えている。オーダーメードの家族旅行で希望するのはネーティブによるガイド」と話し、「ネーティブガイドは異文化に対する理解をサポートしてくれるだけでなく、(外国語での)コミュニケーション力にもつながる」と背景にある理由を説明した。(by Asada)

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