韓国、中国の富裕層対象に「韓流ビザ」=5年間の数次入国認める

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韓国文化体育観光部はこのほど、早ければ来年1月から「韓流ビザ」の発給を始めると発表した。写真はソウルの景福宮。
配信日時:2016年12月20日(火) 8時20分
韓国文化体育観光部はこのほど、早ければ来年1月から「韓流ビザ」の発給を始めると発表した。対象となるのは300万ウォン(約30万円)以上、3泊4日以上の旅行ツアーに参加する中国人観光客。5年以内なら何度でも韓国に入国することができ、1回につき最長30日間の滞在が認められる。

18日の央視新聞によると、韓国を訪れた中国人観光客は昨年時点で累計1億人(延べ人数。以下同)を突破し、2020年には2億人に達するとみられている。今年は外国人観光客のほぼ半数となる800万人を予測。ただ、多くの中国人観光客が韓国で買い求めるのは価格の安い商品が中心だったため、「質の改善」が必要との指摘が上がっていた。韓国当局は新たなビザ制度を設けることで、中国からより多くの富裕層を呼び込みたい考えだ。

「爆買い」という言葉を生み出した中国人観光客をめぐっては、各国が誘致競争を繰り広げている。今年1-10月に550万人が訪れた日本はビザ手続きの簡素化を実施、中国人の旅行先として人気の高いタイは外国人観光客を対象にマルチビザの発給を始めた。フランスも中国人観光客500万人誘致を目標に、税金還付手続きを簡素化したという。一方、韓国では7月の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備発表以降、中韓関係の悪化が指摘されており、「中国当局が訪韓旅行を制限」「韓流を締め出す『限韓令』を施行した」との報道が繰り返し出た。(by Yamaguchi)

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